質問会議®️とは5,6人の1チームで実際に現場で起きている問題を扱いながら、参加者のコミュニケーション能力や問題解決力の向上、チームの結束を高めるトレーニングプログラムです。
マーコード博士によってメソッド化された「アクションラーニング」を、日本では「質問会議®️」として組織開発やリーダーシップやコミュニケーション、問題解決・業務改善力向上の研修に取り入れています。
このプログラムは次のような会議の問題を解決します
このような会議やミーティングを改善することは働き方改革の大きなアクションとなるでしょう。
質問会議®️は、このような会議を劇的に変える「テクノロジー」が埋め込まれたプログラムです。
特徴
1.扱うのは架空の事例ではなく、あなたの会社で実際に起きている問題
通常、研修の中で扱われるのは、研修会社や講師が研修用に作った事例です(ケーススタディ)。
しかし、質問会議®️で扱われるのは、チームのメンバーが実際に抱えている問題についてです。
他のメンバーとってみれば、自分が関わっていない問題であったとしても、社内の問題を共有し、ともに原因を探り、あるべき姿をともに描き、解決策を考えますので参加者の当事者意識を高めることとなります。
研修の中で、実際の業務上の問題を扱うので、「研修は研修、業務は業務」と分断されることなく、参加者の参画意識は、講義中心の研修に比べるとはるかに高いものとなります。
2.質問と回答が中心の会議
少しイメージが湧きにくいかもしれませんが、質問会議は、質問とそれに回答することを中心に、約60分間で問題解決を進めていきます。
通常の会議でありがちな「意見」は、問われない限り言うことができません。
しかし、全く意見が言えないのではありません。質問されれば言うことができます。
なぜ、そのような制限を加えるのでしょうか?
それらが、時代にそぐわなくなった指示命令(意見)中心のリーダーシップを、問いかけ中心の支援型のリーダーシップへと変える練習となるからです。
実際の会社の会議では、どれくらいの質問が投げかけられ、どれくらいの方が自分の考えを述べることができているのでしょうか?
⒊問題解決・業務改善のオーソドックスな流れを身につける
手付かずの問題、改善が進まない問題が山積する会社では、リーダー・マネージャークラスの問題解決力が開発されていないことが散見されます。
問題解決には、手順があります。
その手順を知らなかった人にとっては、知識として手順を理解し、質問会議®️によって、問題解決プロセスの一部を体験するだけでも、自分の抱える問題の解決へと取り組む意欲が高まります。
⒋チーム学習によってチームの結束を高める
時代は、多様性の尊重を求めています。
性別、年代、経験、家族構成、障害の有無など、組織で働く人には様々な違いがありますが、そこには善し悪しはなく、等しく自分の能力を発揮して有意義な人生を送る権利があります。
従来型の典型的な男性優位の組織では、組織で働く多様な人々の意見が十分に意思決定に反映できるとは限りません。
様々な違いを肯定的に受け止め、組織の中で潜在化している能力や意見を、顕在化させるには、心理的に安全で、安心して発言ができる関係性を築く必要があります。
チームのメンバーが、主体的にチームに参画し、共感や思いやりをベースに、建設的な思考と行動でチームワークで成果を生み出していくための学習機会が、質問会議®️には、多数埋め込まれています。
質問会議®️を取り入れた研修で得た気づきを、職場に戻って試行錯誤しながら実践することで、職場がどのように変わっていくか、研修後にぜひ検証してみて欲しいと思っています。
質問会議®️による研修効果
研修で学んだことを組織の中で実践することによって次のような効果が期待されます。
限定5社(2023年12月まで)モニターを募集しています
まずは、お問い合わせください。
簡単ではありますが、ご担当者様にご説明させていただいた後、日を改めて、社内でご体験いただきます。
メンバーの選定方法や所要時間、モニタープログラムの内容、参加メンバーへの告知の仕方など、ご担当者様をサポートさせていただきます。
参加人数6名〜8名、約4時間(問題解決の会議を2回行います)
通常価格165,000円(税込)を、モニター価格49,500円(税込)で承っております(各種割引あり)。
質問会議®️に関する参考図書をご紹介!
日本で質問会議®️(アクションラーニング)のセッションを進行できるアクションラーニングコーチを養成する特定非営利活動法人日本アクションラーニング協会では、たくさんの参考図書をご紹介しています。
気になる方は、ぜひ1冊お読みになってみてはいかがでしょう?
私のおすすめは、「チーム脳」のつくり方~成果を上げつづけるリーダーの仕事術~です。比較的、やさしい言葉で、チームで成果を出すためにリーダーがなすべきことがよくわかります。