代表プロフィールとメッセージ
代表プロフィール
株式会社ラーニング・ライツ 代表取締役
人と組織のコンサルタント・トレーナー
羽利 泉(はりいずみ)
1969年 石川県金沢市生まれ 金沢大学教育学部卒
●主な活動領域:
組織開発、組織活性化、会議改善、業務改善、リーダーシップ開発(若手・中堅社員)、サービス品質向上(接遇・応対品質)、キャリアカウンセリング、メンタルヘルスマネジメント支援、メンタルヘルス不調者の面談および休職・復職者ケア
お客様へのメッセージ
2015年、私は、北陸新幹線開業の年に23年の時を経て、東京から生まれ故郷の金沢にUターンしてきました。新卒から関西、関東と7都県で暮らし、サービス業でのマネジメント経験を活かし、転職を重ねました。
2008年、人の成長に関わる仕事で独立したいという思いから会社員生活にピリオドを打ち、当時、新しいビジネスモデルで成長著しかった研修会社の契約・専任講師になりました。
この時に、たくさんの熱い思いを持った同業者と切磋琢磨し、登壇の経験値を上げ、充実した毎日を過ごすことができました。
北海道から沖縄まで年間100〜120本ほどの研修に登壇したり、研修業務を丸ごとお任せいただいた企業様での登壇は、連日くたくたになりながら、人と組織が成果を出すこと、成長していくことについて思う存分活動することができました。
2019年、転機が訪れました。
以前から、研修や組織開発の仕事に携わっているとメンタル不調に陥った社員の方と上司や職場の方の苦境に直面することはあったのですが、精神障害を抱えることになった社員の方と上司の方の両方の継続的な支援を行うことになりました。
働く人の権利を守ることとチームで成果を出すこととの両方をどう叶えていくか。そこには、ビジネススキルの研修だけでは立ち行かない支援の難しさがあり、人財に関する仕事を続けていく以上、この問題から逃げてはいけないと痛感しました。
そして、この経験から3年後。
よりよい支援を行うには自分自身がもっと成長する必要があると感じ、2022年、現任者として最後の受験機会となる公認心理師(国家資格)に初挑戦し、無事に一発合格を果たしました。
これまでは主に産業領域での心理支援にはあたっていたものの、働く人を取り巻く環境は複雑化しており、医療、教育、福祉、司法、産業の5領域にまたがる心理師となる学びは、問題解決のための連携先を増やし、コンサルティング、研修、心理支援の仕事の質を飛躍的に高めるものとなっています。
現在は、精神保健福祉士の養成校に在籍しており、精神障害のある方の就労をバックアップできるよう学びを深めています。
少子高齢化の進行は必然です。この環境の中で、生産性を高めるには、多様性をかけがえないものと考え、そこで働く人たちが同じビジョンを共有し、率直でオープンな対話に基づく信頼関係と、弛まぬチャレンジ行動が必要です。
生産年齢人口の減少を補うには、多様な人々が働ける柔軟な働き方が求められます。「リスキリング」がキーワードとなり、個人が学び続けることが推奨される時代です。研修だけでなく、個人が自分の未来のために積極的に学び、組織と共に成長する必要があります。
コンサルタントや講師が会社を変えるのではなく、あくまで「黒子」です。
組織を変容させていくのはそこで働く人たちの生命そのものです。
この組織には、まだ眠っている力がある。
「人と組織のポテンシャル」を見えるものにしたい、その願いが私の原動力になっています。